更新:2023/06/26

飛騨高山ウルトラマラソン

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岐阜県高山市で6月に開催される飛騨高山ウルトラマラソンの攻略ポイントとレポートを紹介します。

【レポート日記】
2023年大会2022年大会2019年大会

2017年~2016年の記事レポートはこちら

2023年 第11回 飛騨高山ウルトラマラソンのレポート

2023年6月11日

昨年に続きカクレハから高山スキー場への道がコース変更になっています。 ずっとこのままなのかもしれない…。

このレースの目標

前半キロ5で飛ばして、中盤キロ6で粘って、終盤キロ7で持ち堪える作戦。
A目標は10時間。
B目標は失速しても10時間代。
C目標は自己記録11時間24分切り

この大会に向けての練習内容

超長距離は、4月に46キロ、
5月に70キロ、42キロ(富山清流)、46キロを走りました。
5月の月間走行距離は、396Kとそれなりの距離を踏めて、自信にもつながりました。

前日当日の食事・体調など

体調は良くも悪くもない感じ。
しかし欲を言えば、超絶好調で臨みたかった。。
あと若干の腰の痛みがある。。

朝2時に起床。 やっぱり緊張して寝つけるのが遅かったが、それでも3時間くらいは寝れたかな。
朝食は、カップ麺、おにぎり、チョコパン。

そして2:40には、自宅から会場に向かって自転車。
約8キロくらいあるが、まあちょうどよいウォーミングアップ。
ただ田舎道は街灯も少なく、暗闇で少し怖い…。
途中、タヌキらしき生き物が通過していきました。。
またこの時点で雨もまあまあ降ってました。

レース中に携帯したもの

いつものペンギンアイスTシャツとランパン。
+
トレランバック
左胸のポッケに500mlのソフトフラスコ(常に半分をエイドで補給)
左胸のポッケに参加賞のコップ(エイドでドリンク補給)
バックの中身は、
経口補水パウダー4つ
塩タブ4つ
スポーツゼリー3つ
100均のカッパ(結局装着はせず)
Goproを頭に装着。
NIKEのキャップ
シューズは、NIKEズームライバルフライ2。

この日の天候

結局、ほぼ一日雨でした。。
最低気温は16度。最高気温は21度。
この気温だけ見ると、最高のコンディションなのですが…。
本当にこの雨天候で、活躍できた人と、そうでない人が二分化されていました。

スタート前

予定通り3:40くらいに会場の飛騨ビッグアリーナに到着。
そして4:00からTwitterのラン友さんとシューズ円陣!
一年ぶりにお会いした人もたくさんいて、少しですが楽しい時間を過ごせました。
気合とリラックスが注入されました!

そして、スタート地点に移動。
ここでも、地元飛騨高山のランナーさん数人と談笑。
ゲストランナーの「みゃこさん」のあいさつもありました。
そして4:30号砲スタート!

レースの方は

■スタート(0~10K)

予定通り、序盤はキロ5より少し速いペースでスタート。
そして、こっそりと飛騨高山の凄いランナーAさんの後ろに付いていくことにしました。
しかし、すぐにあっさりバレて話しかけられました。
いろいろな雑談もできて、良かったです!
そして驚くべきはAさんの正確なラップタイム。
周りのハイペースに惑わされることなく、確実にキロ5分を刻んでいました。
初めの10キロはフラットなので、私も比較的楽な感じで走れました。
この10キロのラップは50:21

■行きの美女高原(11~20K)

ここから、1つ目の坂道が始まる。
しかしまだまだ序盤、この坂は問題なく登れた。
この10キロのラップは52:13

■道の駅ひだ朝日村(21~30K)

一つ目の大エイド「朝日村」。
ここの「よもぎそば」とてもおいしい!
この10キロのラップは57:26

■農園街道の登り(31~40K)

再び美女高原に戻る坂道が始まる。
なぜか、この辺から若干体が重くなる。。
そして、農園街道の長い坂道が始まる。
登りに対して股関節あたりが痛み始める。
この辺りは余裕で走って登れるはずが、歩きを交えないと登れない状態に…。
この10キロのラップは1:12:04

■農園街道の下りとアップダウン(41~50K)

最高地点の1010mを超えると、長い下りが始まる。
下りに対してはそこまで痛みはないので、キロ5ペースくらいまでは戻る。
しかし、そこまで速いペースには戻らず。
細かなアップダウンもあり、この10キロのラップは1:05:07

■裏ボス坂からの丹生川支所(51~60K)

通称 裏ボス坂のアップダウン。
地味にキツイ坂道が続く。。
長いトンネルも、スピードが乗らない。
大エイド丹生川支所の飛騨牛は美味しかった。
この10キロのラップは1:17:41

■千光寺の激坂と下り(61~70K)

そして千光寺の激坂。
はじめはどっぷりと歩く。
しかし1/3くらいは少しだけ意地で走る。
そして、今度は一気に下り道。
下り初めに、トランスジャパンを制した垣内さんが応援しててハイタッチ!
力をもらいました!
この10キロのラップは1:30:48

■国府B&Gとフラットな道(71~80K)

ここからはフラットな道が続くのだが、早くも足は売り切れた。。
大エイド国府B&Gでいろいろなもの座って食べて休んだが、そこまで回復はせず。
この10キロのラップは1:37:57

■上枝からのラスボス坂(81~90K)

ここらも序盤はフラットな道だが、走る気力も無くなってきた。
雨もありウエアで皮膚が擦れて擦り傷だらけ。。
そこまで痛くはないのだが、ここまで弱った体にはこたえた。。
初めて「リタイアしたい…」と思ってしまった。
この10キロのラップは1:42:02
ただ、ラスボス坂は、知り合いランナーさんと談笑しながら登れたので、気はまぎれた。

■清見からのゴール(91~100K)

ここからは下りのみ。
ラスボス坂でどっぷり歩いたこともあり、少し回復した。
キロ7程度だが、最後の10キロは走り切ることができた。
そしてビッグアリーナに帰ってきてゴール!
さいごのゴールは、何度体験しても、泣きそうに感動する!

田中高山市長ともハイタッチ!!
この10キロのラップは1:22:57

結果

タイムは12時間28分42秒でした。。
ベスト記録より1時間以上遅い残念な結果。。
しかし、最後まで諦めず走り切った自分を褒めたい!

ゴール後は、序盤を一緒に走った飛騨高山の凄いランナーAさんに フランクフルトとビールをおごってもらいました。
本当に辛く長い道のりを超えたあとのビールは最高にうまい!!
ちなみにAさんは貫録の9時間切りでした!

今後の課題

■超長距離練習のペースが遅すぎた

70K走や、50K超えの超ロング走をたくさんやりましたが、ペースが遅すぎたのかもしれない。
もしくは、15K、20K走のキロ4ペース走で、スピード持久力を強化すると共に、しっかり負荷を加えた方が良かった。

■ピークがずれた

3日前から休息を取りましたが、中途半端だったかもしれない。
もっと休むか、逆に直前まで走るか。
気持ち的にも何だか、ふわふわしたまま当日を迎えてしまった。
回復力が1番高いタイミングでレース臨めるように調整が必要。
テーパリングは過去のレースの成功例をトレースする。

■序盤が速すぎた

キロ5ペースを超えるペースで、負荷をかけすぎて、失速を早めた。
しかしキロ6では遅すぎる、キロ530ペースくらいが良かったかな。

■雨対策を何もしていなかった

雨は苦手じゃないので油断してしまった。。
雨による冷えで、関節痛、内臓系にダメージがあったかもしれない。
また雨で濡れて重くなった衣服は、体のあちこちに擦り傷を作ります。。
軽い擦り傷とはいえ、地味に痛かった…。
柔らかい素材の衣服、スパッツなどインナーなどで対策すればもう少し不可を軽減できたであろう。そして、そもそもカッパは着るべきだったのか…?

■ウルトラに特化したピッチ走法

フルマラソンと基本的にはフォームは変えませんでした。
しかし、ウルトラで後半も失速しない人は、明らかにより細かなピッチ走法だと思った。
少しでも足の負荷を抑えるために練習でも、ウルトラに特化した走り方をすべきかもしれない。

■シューズはやはり厚底系の方がいいかも

今回は標準的なランニングシューズ、ライバルフライで走りました。
しかし、足の負荷を抑えるためにも、やはり厚底のズームフライで走る方が記録は狙える気がした。

■メンタル面での弱さ

フルマラソンも「メンタルが7割」と言われていますが、 より長い距離を走るウルトラは、メンタルの要素が強い。
雨だとか、仕事とか、家庭とか、気にしていたら、まともに走れない。
「細かいことは気にしない、外的要因に惑わされない」強いメンタルはやはり重要。

■地元レースゆえのメリットデメリット

いつでも実際にコースを走れるメリットがある反面、 「またここ走るのかぁ…」と思ってしまうのも事実。
県外から来た人にとっては、全ての景色が新鮮に映るのだろう。
実際のコースは、かなり何度も走ってきたので、今後はレース間際にはやらないほうが実は良いのかも。

■単なる加齢

これは、どうしても避けられないものだが、加齢は体力・精神を低下させる。

■異常な尿意

これは前者の加齢も影響しているのかも。
雨による寒さの影響もある。
しかし、今回のレース、後半の丹生川支所からのエイド、ほぼ全トイレ制覇しました…。
なんだか悲しい制覇やな…。
普段から水を多く飲むことで、急激なウォーターローディングで膀胱を安定させる。

■長所を伸ばす!

短所を改善するか?長所を伸ばすか?
基本的には後者の方が効率は良いと思う。
坂道が苦手だから、フラットな道を極める。

あと余談ですが当日の夜に見た夢。
大失速して、「何のために70K走の練習をしたんだ…」と嘆く夢。。
正夢になってしまった…。

正直ゴール後は、また来年100キロ走るかどうかは、考えたくもない心理状態でした。
というか、レース後半は、「向いていない!もう出ない!」とまで思っていました。

しかし、反省点、改善点を考えているうちに、リベンジしたい気持ちはフツフツとわいてきました。
「たくさん練習したかいがあった!」と歓喜する夢を見て、正夢にしたい!

動画

優勝者

・100km男子 7時間40分8秒 池野田 さんがで優勝しました。

完走率は100km男子で75.2%とほぼ例年通りでした。みんな雨に強いなー。。


2022年 第10回 飛騨高山ウルトラマラソンのレポート

2022年6月12日

コロナ影響で3年ぶりの開催となりました。
カクレハから高山スキー場への道が豪雨災害の影響でコース変更になっています。 今回だけのコース変更だと思われます。

このレースの目標

10時間30分切りが目標です。(少なくとも自己記録更新:11時間24分)

具体的な練習内容

一か月前に実際のコースを含む50K走。 しばらくしてから、また実際のコースを含む30K走を3日連続で行いました。 4日前に軽い10K走を行い、三日前から完全休養。

前日当日の食事・体調など

前日はいつも通りスポドリと経口補水でウォーターローディング。
当日の朝食は、朝2時くらいから即席ラーメンと。
体調は、絶好調とは言えず、何となく体が重い感じでした…。
ここまで来たら、開き直るしかないのですが、練習量が足りないのでは?と考えてしまいました。。

レース中に携帯したもの

・スポーツジェル8個
・経口補水パウダー4個
・塩タブレット4個
※スポーツジェル、塩タブはエイドでも支給されたこともあり、少し残りました。

この日の天候

最低気温15度、最高気温22度。曇りで、午前中はとても涼しかった。
風も強かったが、個人的には涼しくてプラス要素。

しかし、午後からは晴れていき、最高気温は22度くらいでした。
体感的には急激に温度が上昇して、予想以上に苦しくなりました。。

スタート前

2時に起床。今大会は「抗原定性検査」が必須。
戸惑いながらも、自己検査して、「陰性」で一安心。
近所のラン友さんの車に相乗りさせてもらい、会場入りしました。

レースの方は

前半から抑えて、キロ6分ペースを維持していく計画です。
後方からスタートする予定でした。
しかし、最前列の様子を見に行ったら、知り合いランナーさんが何人かいて、お話してたら、そのまま最前列でスタートしてしまいました…。
その勢いで、はじめの5Kはキロ5分程度の少し速めのペースで走りました。

そのまま前半50Kは、まあまあ良い感じで走れました。
丹生川支所エイドでは、一旦シューズの脱ぎ、擦り避けの保護クリームの塗り直す。
また気分転換に自販機でジュースも買いました。
事前に考えていた行動で、良かったと思うけど、やっぱり時間ロスが大きかったです。。
エイドに立ち寄る時間が長いと、再出発したとき、やはりペースが落ちる。
後半ほど、その傾向は大きかった気がします。

千光寺の激坂は、気合で登れました。
国府B&Gまでも、失速は最低限に抑えられた。

そこからの、国府町のフラットな道は、やはり苦戦しました。
前半抑えているので、多少は楽でしたが、前半のロス分を補うほどの力は残っていませんでした。

ラスボス坂に向かう途中の道で、完全に力果てました。
左足首にも痛みが出て、キロ7ペースまで落ちていきました。
もちろん、ラスボス坂は、ほとんど歩き。

それ以降の下りも、スピードが出ない。

結果的には、前半抑えて、そのまま失速する最悪のパターンとなりました。
午前中の涼しさを判断して、計画変更すべきでした。
柔軟な判断というのが大事だなと強く感じました。

結果

タイムは11時間50分7秒でした。。
11時間切りどころか、自己記録にも程遠い残念な結果となりました。
ちなみに順位は1,591人中の305位でした。

総括・良かった点など

飛騨高山に移住して6年目なので、流石に坂道は強くなったと思う。

今後の課題

まあ、結局は長い距離をもっと走らないといけない。
スタート前に、もうこれ以上やれることは無い!と自信をもって、挑みたい。

動画

優勝者

・100km男子 6時間57分11秒 曽宮 道さんがぶっちぎりの大会新記録で優勝しました。

完走率は100km男子で69%と例年より低めでした。


2019年 第8回 飛騨高山ウルトラマラソンのレポート

2019年6月9日

2019年大会は、昨年の豪雨の影響で一部コース変更があります。
変更部分の臨時コースのドライブ動画はこちら。(動画は一部間違っています。)

このレースの目標

前回果たせなかった11時間切りが目標です。(少なくとも11時間30分切り)
さらにサブテンも視野に入る結果が残せるとなお良いです。

あと、今回もしっかり他のランナーさん、ボランティアさん、地元住民さんと交流しながら楽しく走りたいです。
今回は頭にGoProを付けて要所要所で撮影していきます。

具体的な練習内容

先日の掛川新茶マラソンで、坂道の弱さを改め実感しました…。
しっかり、峠走を週2~3回のペースで行いたいです。
せっかくなのでタイムを計測して、峠走タイムトライアルを楽しみたいです。

4月末に後半の50Kをみんなで走る試走会を行いました。
また5月末には黒部名水マラソンは灼熱の過酷なレースになりましたが、ウルトラペースのキロ530で走り切れて良い練習になりました。
今回も高山ウルトラもキロ530をいかに効率よく走るかを集中して走りたい。
無駄なくコンパクトにピッチを細かく速めに。

前日当日の食事・体調など

しっかり休養も取れて、体調はとても良いです。
食事は、少し体重が落ちていたので、三日間くらいはご飯を多めに食べました。
前日はいつも通りスポドリと経口補水でウォーターローディング。
当日の朝食は、朝2時くらいから即席ラーメンとご飯。

レース中に携帯したもの

・パワージェル8個
・経口補水パウダー3個
・塩タブレット5個
※結果的にはパワージェルと経口補水は1個余りました。塩タブレットは摂取しませんでした。

服装など

Tシャツ(位山トレイル)
ランパン(アディダス)
シューズ(NIKEズームフライ)
ノースフェイスの6Lバック
帽子(日よけ付き)
サングラス
※GoPro(前半だけ装着撮影します)
※ひんやりタオル(太陽が出たら)

この日の天候

最低気温15度、最高気温21度。これだけを見ると過ごしやすそうですが、実際には、途中で雨が降り、標高の高い高山スキー場では寒かったです。逆に、昼過ぎには晴れて、遮るものがない後半コースは暑くしんどかったです…。

スタート前

2時に起床。緊張していて、目覚ましが鳴る前に目が覚めました。
1歳の息子が目を覚ましてしまったので、奥さんと3人で会場まで送ってもらいました(^_^;)
会場でスープをいただいて、荷物を預けて、トイレに行って準備完了。
※トイレは、近くにある陸上競技場のトイレが空いていて便利ですよ。

レースの方は

4:45第一ウェーブで号砲スタート。

スタート地点

はじめは多少混雑しますが、予定通りキロ5:30ペースで走ります。
古い町並み、朝早くから多くの地元住民さんが応援してくれます!
町を抜けると、自然豊かな景色が広がっていきます。
自然豊かな風景

そして、今回の臨時コースの長いトンネルへ。
薄暗く道が狭いこともあり、ここは少しペースが落ちてしまいました。

ここから道の駅あさひ(21K)までは比較的フラットな道なので、たんたんと同じペースで進みます。

カクレハキャンプ場(39K)までの道は多少の坂道ですが、これは準備運動。
そこから高山スキー場に向かう激坂に挑みます。

腕を強めに振って競歩のような歩きと、走りを混ぜながら進みます。
霧がかかってきて、少し幻想的な景色に。。
さらに雨が降ってきて、標高が高いこともあり、すこし寒い。。
スキー場の大エイド(39K)も、長居せず早めに再スタート。
高山スキー場

今度は、「激下り坂」。
ここは峠走練習の効果もあってキロ4ペースで、快走できました。

ここから丹生川に向かう裏ボス峠も競歩を交えながら突破。
丹生川支所の大エイド(57K)では、しっかり飛騨牛をいただきました。(少し硬い(^_^;))

再出発し、千光寺(61K)に向かいます。
やはり千光寺の激坂はキロ15分くらいまで落ちてしまいました。。

千光寺からの「激下り坂」も快走。
そのまま丹生川から国府に向かう自然豊かな道を進みます。
大エイドB&G海洋センター(74K)まではキロ6分以内で粘りましたが、そこから先は暑さもあって、キロ6分後半から7分までに落ちてきました。。

そしてそのまま通称「ラスボス坂」(89K~92K)へ。
たった4Kのそこまで厳しくはない坂なのですが、90K走って疲労した体には堪えます…。
ただ、ここも腕を振って力強い歩きを意識してキロ10分以内には抑えられました。

ここから残り8Kは下り基調。
最後の力を振り絞ってキロ6ペースで走ります。

最後の方で、71Kコースの人たちと合流するのですが、100Kコースの人はここからスパートかけるので、71Kコースの人たちは驚いていましたね(^_^;)。

会場のビッグアリーナに向かう最後の坂を登り切って、感動のゴール!
ゴール付近

結果

タイムは11時間24分57秒でした!
なんとか2次目標である11時間半切りは達成できました。
自己記録も30分ほど短縮できてよかったです!

ラップタイム

ラップタイム

総括・良かった点など

・熱中症対策
この日はほとんど曇りで天候に恵まれましたが、後半は日が差す時間帯もありました。
そんなとき役立った新アイテムが「ひんやりタオル」。
これを頭にしばって、被り水を浴びます。そしてその上から帽子を被ります。
しばらくは冷却され、紫外線も防ぐことができ、効率的に熱中症対策ができたと思います。

・脱水症状対策
とにかくこまめな水分補給と、計画的なナトリウム補給。
特に後半は常備した小さいペットボトルで2Kごとに水分補給します。
さらに10Kごとにパワージェルもしくは経口補水パウダーを摂取。
頭がボーっとしてきたところで、パワージェルを摂取すると甘さでスッキリします。
(甘すぎて虫歯にならないか不安ですが…)

・シューズ
厚底のNIKEズームフライで走りました。
厳しい下り坂も、問題なくキロ4ペースで走れました。
前の方で足をさばく省エネ走法にも向いていたと思います。

・激坂対策
前述した通り、腕を強く降って競歩のようなスタイルで登るのを織り交ぜました。
このときに、首や腕を回してストレッチもするとよりスムーズでした。
あと、しっかりリラックスすることも重要。

・しっかりとした休養
いつもは、三日前でも多少走っていましたが、今回は思い切って三日間完全ノーランで調整しました。
さらに睡眠もお昼寝も含め多めに取りました。
おかげで、疲労は無く、精神的にも「早く走りたい!」という気持ちになれてよかったです。
フルマラソンでも三日間完全ノーラン調整はありかも。

今後の課題

サブテンを達成する前にまずは11時間切り。
そのために、
・激坂をもう少し速く
・75~88Kのフラット道で失速しない

思い切って春シーズンの勝負レースは「高山ウルトラマラソン」一本に絞ろうかと思っています。
もちろん練習の一環としてフルマラソンも参加すると思いますが。
定期的な30K走。50K以上の超ロング走も、距離慣れの意味も含めて行うとウルトラに強くなれそう。

トランスジャパンアルプスレースの覇者 垣内さんと10K地点くらいからたまたま並走していたのですが、坂道であっさり引き離されました。やっぱり坂道に強い!「高山ウルトラマラソン」に強くなるために、トレラン・山登りもやっていきたい!

動画

各部門の優勝者

・71km男子 5時間13分25秒 宮地健太さん
・71km女子 6時間 6分26秒 加納佐知子さん
・100km男子 7時間27分29秒 間宮秀幸さん
・100km女子 9時間01分28秒 岡田奈巳 さん

石川さんの中村さんの連覇が途絶える波乱の結果でした。

完走率は100km男子で77%です。

ランネットのクチコミ


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