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3日連続で30Kも走るなんて…と思ってしまうかもしれませんが、 計画的に行えば、苦しくなく、飛躍的に身体能力を高める可能性を秘めています。

3日連続30K走のメリット1
「強い回復力が得られる」

これはレース後の回復力だけでなくレース中の回復力も含みます。
3日連続で負荷を加えることで、体は何とかして回復させようと努力してくれます。
その力を利用して、回復力を高めていきます。

3日連続30K走のメリット2
「距離慣れする」

30Kが短く感じるようになります。
この感覚があるとフルマラソンのレース中も楽に展開できます。

3日連続30K走のメリット3
「気持ちが強くなる」

最後までやり切ることで、レースに向けての気持ちテンションを上げることができます。
マラソンはメンタルが7割とも言われるスポーツなので、気持ちが強くなるというのはとても重要です

実施タイミング

レースの一か月半から一か月前位に実施するのが良いと思います。
レースから近すぎても、遠すぎても良くなく、この練習のポテンシャルがもっとも生きるタイミングで行うべきです。
またこの練習の後に、実際のフルマラソン距離である40K走も行うべきだと思っています。

準備

連続30K走を行う1週間前に15K走と20K走を2日連続で行い、体に長い距離を連続で走る準備をさせます。
そして実施する2日前には身体を休めて万全の状態にさせます。

ポイント

精神的に飽きさせないため、また負荷に変化をつけるため下記のように内容を3日間とも変えます。

• シューズは3回とも変える
• コースは3回とも変える
• ペースは3回とも変える

注意事項

• 真夏の炎天下での実施は避けましょう。
• 足の筋力がまだついていない初心者も怪我をするリスクが高いので行わない方がよいでしょう。
• 給水、エネルギー補給をしっかり準備しましょう。

さいごに

強い気持ちが無いとなかなかやりきれない練習方法ですが、やり切れれば自己記録更新のポテンシャルは十分に備わります。
がんばってロング走を行って自己記録更新目指してください！